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依頼先の種類
企業が漫画を制作する際、作成依頼を外注されると思います。

この記事では漫画作成を代行してくれる依頼先を紹介するとともに、依頼先ごとのメリットデメリットについてもお伝えします。

漫画作成依頼先一覧

依頼先は大きく分けて「漫画家さん個人に直接依頼」か「漫画制作を行なっている企業に依頼」の2種類に分けることができます。
さらにそれぞれを2種類に分けた計4種類の依頼先を紹介します。

1.個人の漫画家さん

フリーランスでマンガ作成を請け負う漫画家さんに直接依頼します。

漫画家さんに直接依頼
探し方 SNSやブログで漫画を投稿している漫画家さんを探す。「お仕事募集」と書かれている漫画家さんだと依頼もスムーズに進む傾向がある。
依頼方法 ダイレクトメッセージやメールを送る。
メリット 漫画家さんと直接やり取りをすることで、漫画制作会社などに依頼するよりも費用を抑えることが可能。
デメリット ・漫画制作の意図、漫画の活用法、漫画のサイズ、登場人物、ストーリー、スケジュール、価格交渉、修正指示、納品データ形式など、漫画家さんと決めることが多く、漫画納品完了まで随時ディレクションを行っていく必要がある。
また、漫画家さんとのやり取りの中で認識違いが起こらないよう漫画作成全般についての知識が必要になる。

・事前に著作権などの権利関係に関する契約を交わしておかないと、納品後にトラブルになる可能性がある。

・ミスコミュニケーションが発生すると、意図した漫画と異なってしまったり、納品遅れの可能性が高まる。また、最悪のケースとして途中で漫画制作が頓挫することもある。

・漫画を活用した小冊子やチラシなどを作りたい際は、別途デザイナーへの依頼が必要なため、漫画家さんに依頼するだけでは完結できない。

・企業向けの漫画を受けない漫画家さんもいたり、スケジュールが合わない、費用が合わないケースもあるため、依頼する漫画家さんが決まるまでの工数がかかる。

2.クラウドソーシング

クラウドソーシングサイトを利用し、漫画作成の仕事を募集している漫画家さんに依頼します。

クラウドソーシング
探し方 クラウドソーシングサイトに登録し漫画家さんを探す。
依頼方法 クラウドソーシングサイト内のシステムを通じて依頼を行なう。サイト外で漫画家さんと直接連絡を取ることはできない。
メリット ・漫画家さんの過去取引の評価を見ることができるので、ある程度どのような漫画家さんなのかを把握した上で依頼をすることができる。

・直接メールでやり取りを行うのではなく、最適化されたシステムを利用することができるのでスムーズなやり取りができる。

・おおよその制作費用が提示されているので、予算内で制作できる漫画家さんを探しやすい。

・漫画家さんと直接やり取りをすることで、漫画制作会社などに依頼するよりも費用を抑えることが可能。

デメリット ・個人の漫画家さんに直接依頼するケース同様に、漫画納品完了まで漫画家さんと随時ディレクションを行っていく必要がある。

・ミスコミュニケーションが発生すると、納品遅れや意図した漫画とは異なってしまったり、途中で漫画制作が頓挫する可能性もある。

・漫画を活用した小冊子やチラシなどを作りたい際は、別途デザイナーへの依頼が必要なため、漫画家さんに依頼するだけでは完結できない。

3.漫画制作会社

BtoB向けに漫画制作を専門に行なっている企業に依頼します。

漫画制作会社
探し方 「漫画制作」「漫画広告」などのキーワードで検索。
依頼方法 漫画制作会社のHPもしくはサービスサイトから電話や問い合わせフォームから問い合わせを行う。
メリット ・個人の漫画家さんやクラウドソーシングサイトの利用と大きく異なる点として、漫画家さんとの直接ディレクションを行う必要がない。漫画制作会社の担当ディレクターが漫画家さんとのディレクションを代行する。

・ディレクションコスト・工数を削減できる。

・漫画制作会社によっては貴社の要望に合わせてシナリオも考えて提案してくれるので、シナリオを考える必要がない。

・不測の事態により漫画さんが途中で漫画を描けなくなってしまった場合でも、代わりの漫画家さんに依頼するなど納品まで責任を持って対応してもらえる。

デメリット ・漫画家さん個人に依頼するよりも制作費用がかかる。

4.マンガマーケティング会社

マンガをマーケティングツールとして制作している会社に依頼します。
※「マンガマーケティング」は株式会社シンフィールドの登録商標です。

マンガマーケティング会社
探し方 「マンガマーケティング」というキーワードで検索。
依頼方法 マンガマーケティング会社のHPもしくはサービスサイトから電話や問い合わせフォームから問い合わせる。
メリット ・マンガマーケティング会社は2009年より、マーケティングに活用するマンガを制作。長年培ったノウハウと実績から、貴社のマーケティングを支援するマンガを提案、制作が可能。

・営業マンとディレクターの2名体制で漫画制作をサポートするので安心。

・漫画家さんとのディレクションはもちろん、シナリオ制作から納品まで一気通貫して任せることができる。

・不測の事態により漫画さんが途中で漫画を描けなくなってしまった場合でも、代わりの漫画家さんに依頼するなど納品まで責任を持って対応してもらえる。

デメリット ・漫画家さん個人に依頼するよりも制作費用がかかる。

まとめ|個人漫画家さんと企業への依頼について

漫画作成の依頼についてまとめます。

個人の漫画家さんへの依頼
・直接漫画家さんに依頼
・クラウドソーシングサイトを通して依頼

直接漫画家さんとやり取りをすることから企業へ依頼するよりも制作費用を抑えることができます。
ただしトラブルなくスムーズに漫画制作を行なうには、シナリオの制作や修正指示書の作成、制作スケジュールや修正回数、漫画の加工や活用用途、著作権など権利に関する契約書の締結などを行なう必要があります。

企業への依頼
・漫画制作会社に依頼
・マンガマーケティング会社に依頼

直接漫画家さんとやり取りをすることはなく、企業の担当者と漫画制作を進めていきます。
シナリオ制作、スケジュール作成、進行管理、修正、漫画家さんとの契約は企業側で行います
また、過去の制作経験やノウハウからより良い漫画にするための企画・提案も行うので、期待以上の漫画になることもあります。
しかし、その分漫画作成費用は直接漫画家さんに依頼するよりも高くなります。

漫画家さん個人に依頼するか、企業に依頼するかは上記のメリットとデメリットを考えた上で、依頼先を決めると良いでしょう。

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