X(旧Twitter)への
漫画投稿を考えるcolumn
漫画には「目に留まる」「読まれやすい」などの効果がありますが、X(旧Twitter)のポストにも漫画を活用することで読まれやすい投稿となります。
この記事では、Xに投稿する画像を漫画にした場合の最適な見せ方について紹介します。
目次
X(旧Twitter)で漫画をポストする際のサイズ一覧
漫画をポストする場合、投稿形式は画像投稿になります。
まずは画像投稿の種類を確認しましょう。
画像投稿には「一枚画像投稿」と「複数枚画像投稿」があります。
一枚画像投稿
Xでは画像を「オリジナル」「ワイド」「スクエア」の3つの形状で投稿することができます。
オリジナル
画像形状 | オリジナル(縦長の長方形) |
アスペクト比 | 3:4 |
推奨サイズ | 960×1,280px、1,200×1,600px |
ワイド
画像形状 | ワイド(横長の長方形) |
アスペクト比 | 16:9 |
推奨サイズ | 1200x675px |
スクエア
画像形状 | スクエア(正方形) |
アスペクト比 | 1:1 |
推奨サイズ | 1,200×1,200px |
以上のように一枚での画像投稿では、3種類の形状の画像を投稿することができます。
画像の形状は、アップロードした画像をXのポスト画面の「編集」から選択することができます。アップロードした画像を3種類の形状に合わせてトリミングして画像を生成する仕組みになります。
複数枚画像投稿
画像2枚投稿時
画像形状 | 2枚ともオリジナル(縦長の長方形) |
アスペクト比 | 8:9 |
推奨サイズ | 600×657px、1,200×1,350px |
画像3枚投稿時
画像形状 | オリジナル1枚(縦長の長方形)、ワイド2枚(横長の長方形) |
アスペクト比 | 1枚目3:4/2枚目3枚目16:9 |
推奨サイズ | 1枚目960×1280px、1,200×1,600px/2枚目、3枚目1,200×675px |
画像4枚投稿時
画像形状 | ワイド(横長の長方形)4枚 |
アスペクト比 | 16:9 |
推奨サイズ | 1,200×675px |
以上のように、最大4枚まで1度のポストで画像を投稿することができます。
一枚の画像投稿と同様に、画像ごとに編集で表示させる部分をトリミングすることができます。
実際に漫画を投稿してベストなサイズを検証してみた
X(旧Twitter)への画像投稿のイメージを把握できたでしょうか?
次に実際に漫画をそれぞれ投稿して見栄えを確かめてみます。
投稿には漫画広告でよく使われるコマ割りで制作している下記の漫画を使用しました。
マンガマーケティング誕生物語
※1ページをA4サイズで制作しています。
マンガ画像を一枚投稿
まず、漫画画像を一枚投稿する場合の見栄えを確認してみます。
オリジナル(アスペクト比3:4)
オリジナルで投稿する場合、A4サイズの漫画広告をトリミングすることなくそのまま使っても見栄えは良いと思います。
漫画内のセリフやテキストも読むことができます。
ワイド(アスペクト比16:9)
ワイドで投稿する場合、横長のコマ部分をトリミングすると収まりが良くなります。
横長の1コマもしくは上記のように左右に2コマ並んでいる部分をトリミングすると見栄えが良さそうです。
スクエア(アスペクト比1:1)
スクエアで投稿する場合、インパクトのある強調コマをトリミングすると興味を引き付けやすくなりますね。
マンガ画像を複数枚投稿
続いて漫画画像を複数枚投稿する場合の見栄えを確認してみます。
2枚投稿
トリミングを行なわないとセリフを読むことが少し難しいようです。
下記はトリミングを行ないました。
1コマでトリミングをするとセリフを読むことができます。タイムライン上でインパクトを与えたい場合や漫画の内容を一部でも読ませたい場合に良いと思います。
漫画を投稿していることが伝わるだけで良ければ、トリミングする必要はないかもしれません。
3枚投稿
トリミングを行なわずに投稿しました。ゴチャゴチャしてしまって見栄えはあまり良くありませんね。
今度はトリミングを行なって投稿しました。こちらの方がセリフを読めますし、見栄えも少し良くなりました。
4枚投稿
トリミングを行なわずに投稿しました。3枚投稿時と同じようにゴチャゴチャしてしまい見栄えはあまり良くありません。セリフも読めず内容も理解することは難しいですね。
続いてトリミングを行なって投稿しました。少し読みづらさはありますが、トリミングを行なわないよりは見栄えは良くなったと思います。
以上のことから漫画を複数枚投稿する場合は、トリミングを行なった方が見栄えが良く、セリフも読みやすくなります。
X(旧Twitter)上での漫画広告の目的
X上での漫画広告の目的は大きく2つ挙げられます。
目的① X(旧Twitter)上で漫画を読んでもらい内容を伝えること。
目的② 漫画で興味を喚起させ、サイトへ誘導すること。
漫画広告は「広告」であるため、Xからランディングページやキャンペーンサイトへ誘導が目的となることが主となります。
実際、Webページ用に漫画広告を作成し、Xはそのページへの誘導のために投稿するケースはよくあります。
つまり漫画広告においては目的②のケースが多くなると推測できます。ただし、マンガインフルエンサーを活用したPR広告の場合はX上で漫画を読んでもらい内容を伝えることが目的になります。
マンガインフルエンサーとは何かは下記で紹介しています。
「マンガインフルエンサー」サービス紹介はこちら
目的に応じた漫画の見せ方
Xで漫画をポストする上で、目的別に最適な投稿を考えてみます。
目的① X(旧Twitter)上で漫画を読んでもらい内容を伝える
X上で漫画を読んでもらう必要があるため「漫画が読めることが伝わる」ように投稿すると良いでしょう。
漫画は単行本のように縦長の長方形であるイメージが強いので、オリジナル(アスペクト比3:4や8:9)で見せると漫画があることが伝わりやすくなります。
特定のコマでトリミングをせずに漫画全体を見せるようにします。
ただし、3枚以上一度に投稿するとゴチャゴチャしてしまうので、その際はトリミングをして調整しても良いでしょう。
目的② 漫画で興味を喚起させ、サイトへ誘導する
X(旧Twitter)上での漫画をキッカケにサイトへ誘導することが目的となるので「いかに興味を持ってもらえるか」が重要になります。
そのため、漫画も興味を喚起させるために見せ方を工夫します。
漫画全体を見せるよりも、インパクトのあるコマをトリミング、興味を引き付けるようなセリフ部分をトリミングすることで、興味を喚起させやすくなります。
スクエア(アスペクト比1:1)や興味を引くコマがあればワイド(アスペクト比16:9)やオリジナル(アスペクト比3:4)でも良いでしょう。
さらに、漫画をX上で読ませることが目的ではないので、Photoshopなどで画像を推奨サイズに加工します。たとえば上下左右のコマが見切れてしまっている部分をカットすると見栄えが良くなります。
上記はスクエア(アスペクト比1:1)用にPhotoshopで漫画を加工して投稿しました。さらにデザイナーにデザインしてもらうのも良いでしょう。
まとめ
今までXにおける漫画の投稿について考えてきたことをまとめます。
・Xでの画像投稿には「一枚画像投稿」と「複数枚画像投稿」があります。
・X上の編集によって画像の形状をオリジナル、ワイド、スクエアの中から選んで表示することができます。
・漫画広告をXにポストする場合、X上で漫画を読んでもらうのか、誘導先で漫画を読んでもらうのかによって画像の見せ方を工夫すると効果的です。
・X上で漫画を読んでもらう場合は、漫画全体を表示する。誘導先で漫画を読んでもらう場合は、インパクトがあるコマや、興味が湧くセリフがあるコマをトリミングし、見栄えよく見せると良いでしょう。
以上、漫画をXに投稿する際に参考にしてみてください。
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