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依頼前に決めておくべき7つのこと

依頼前に決めておくべきこととは?

希望通りもしくは期待を上回る漫画を作成するためには、漫画作成依頼をする前の事前準備が非常に大切です。

漫画作成依頼先の種類の中でも、直接漫画家さんや、クラウドソーシングサイトを利用して漫画家さんに依頼する場合には、何となく漫画作成を依頼すると、作成途中で何度も修正が発生することに繋がります。それにより制作スケジュールも遅延してしまいます。

そうならないために、下記の項目を決めておきましょう。

漫画作成依頼前に決めておくべき7つのこと

1.漫画を作成する目的
2.漫画を読むターゲット(ターゲットに合わせたタッチ)
3.漫画を使った制作物の活用用途
4.制作ボリューム
5.スケジュール
6.ストーリー(漫画家さんに直接依頼する場合)
7.納品形式

1.漫画を作成する目的

漫画を活用して「何を解決したいか?」その目的を明確に決めておきます。

たとえば漫画を活用して…

・商品やサービスの認知を広めたい
・サービスの説明が難しいため、分かりやすく伝えたい
・オウンドメディアの記事の読了率を高めたい
・リードを獲得したい
・ランディングページのコンバージョン率を高めたい
・展示会で受け取ってもらえる小冊子を配布したい
・折り込みチラシや同梱チラシとして、読んでもらえるチラシを作りたい

などなど、漫画を作成する目的を明確に決めてください。

漫画作成を依頼する際には、依頼先にその目的を伝えます。
特に漫画制作会社やマンガマーケティング会社にとっては、漫画の内容を決める上での非常に重要な情報となります。

なぜならば、たとえば認知拡大を目的とした漫画と、コンバージョン率を高めることを目的とした漫画では、漫画の内容が大きく異なるものになるからです。

2.漫画を読むターゲット(ターゲットに合わせたタッチ)

老若男女ごとのターゲットに合わせる

初めて漫画作成を行う場合、自社オリジナルの漫画が作れることで「どのような漫画にしようか?」とワクワクするものです。

漫画が好きな人ほど、制作する漫画へのこだわりが強くなる傾向があります。こだわって良い漫画を作ることはもちろん良いことですが、そこには注意点があります。

たとえば、自分の好きな漫画に似たタッチで作ろう、ギャグ系で面白おかしいストーリーにしようと考えて漫画を制作した場合、満足度が高い漫画が出来上がります。

ただ、漫画作成の目的が自叙伝であればそれで問題ないのですが、商品の購入や資料請求などコンバージョン率を高める漫画の場合は、効果が落ちる可能性があります。なぜならば、漫画を読むターゲットであるユーザー視点が抜けているからです。

基本的にビジネスで活用する漫画は「ターゲットとなるユーザーのことを第一に考えて制作する」ことが大切です。

「好きな漫画がコレだからタッチはコレ」と決めるのではなく、「ターゲット層がよく読んでいた漫画はコレだから、タッチも似せる」とした方が、ユーザーは漫画により親しみを持ちやすくなります。

たとえば求人用のマンガを作成するとします。仕事内容は介護です。
あなたならどのようなタッチにしますか?

実際に弊社で制作した漫画が下記です。

介護の漫画

優しく温かみのあるタッチにしました。介護は人と人が関わる思いやりが大切な仕事であるため、心の温かさが伝わるようなタッチで漫画を作成しています。

このように、タッチからどのような印象をユーザーに与えたいかも考えるとより効果的な漫画を作成することができます。

よって、漫画を読むターゲットがどのような人なのかを分析した上で、ターゲットに合った漫画を制作することをオススメします。

3.漫画を使った制作物の活用用途

漫画の活用用途とは、漫画をどのように使うかになります。

たとえば
・ホームページのサービス紹介ページに漫画を掲載する
・オウンドメディアの記事の中に漫画を入れる
・SNSで漫画を投稿する
・展示会で配布する漫画を小冊子にする
・DMで漫画のチラシを郵送する
・イベントで巨大な漫画の看板を立てる
・漫画を動画にしてYouTubeにアップする

このように漫画には様々な活用用途があります。

なぜ、活用用途を事前に決めておくことが大切なのか?

分かりやすい例で言うと、たとえば「Webに掲載する漫画」と「紙媒体として印刷する漫画」では、色の形式が異なります。

WebではRGB形式で着色を行いますが、印刷物ではCMYK形式で着色を行います。
また、Webと印刷物でサイズや解像度も異なります。

さらに、Web上で活用する漫画であっても、「ホームページに画像として掲載する」場合と「YouTubeなどにアップする漫画動画」では漫画の作り方が異なります。

画像として掲載する場合であれば、登場人物の後ろの背景部分は描き込みをしなくても問題ありませんが、動画は登場人物が動くことを想定して、背景を全て描き込む必要があります。

ホームページ掲載用に作ったが、納品後に動画にするつもりだったことが発覚した場合、漫画を修正する必要があります。追加費用が発生することはもちろん、断られる可能性もあります。

このように、活用用途によって漫画の作成方法が異なるため、事前に漫画をどのように活用するかを決めておくことが大切です。

4.制作ボリューム

制作する漫画のボリュームも事前に決めておきます。

弊社では基本的にA4用紙サイズを基準にして1ページ、2ページとボリュームを換算しています。

1ページ当たりおおよそ5コマ~8コマ入る想定です。

たとえばWeb上でマンガを掲載する場合であれば「A4 〇ページ分」という表現で描いてもらいたいボリュームを漫画家さんに伝えています。

漫画作成費用もそのボリュームが加味されるので、事前に決めておくとより正確な見積もりが出ます。

また、ボリュームは漫画の内容にも影響します。

ページ数が多ければ、より多くのことを伝えることができ、漫画のストーリーをしっかりと描くこともできます。逆にページ数が少ない場合は、伝えるべきことを絞ったストーリーを考える必要があります。

シナリオを作成していく上で、ボリュームを増やした方がより良い漫画になる場合もあります。そのような時には弊社ではページ数を増やす提案もさせていただいています。

5.スケジュール

漫画制作スケジュール表

漫画の制作スケジュールを組んで、いつ漫画を納品してもらうか事前に決めておくことも大切です。

さらに重要なのが「漫画をいつから活用するか」です。

たとえば活用用途として、展示会で漫画の小冊子を配布するのであれば、遅くても展示会の前日までに漫画小冊子が展示会場に到着していなければ、展示会での配布に間に合いません。

小冊子を作成する場合は、漫画の納品データをもらって終わりではなく、そこから小冊子に漫画のデータを落とし込んで表紙周りをデザインし、印刷会社に入稿して印刷してもらう工程が発生します。

つまり、漫画を実際に活用する日から逆算して漫画の納品日を決めてスケジュールを組まなければ、漫画を使うタイミングに間に合わない可能性が出てくるので注意が必要です。

6.ストーリー(漫画家さんに直接依頼する場合)

漫画家さんに直接漫画作成を依頼する場合は、事前にストーリーを考えておく必要があります。

ビジネス用の漫画のストーリーをゼロから考えてくれる漫画家さんもいるかもしれませんが、漫画家さんに商品やサービスを理解してもらい漫画の活用用途やターゲットに合わせたストーリーを考えてもらうことは簡単ではありません。

実際シナリオは企業側で考えて欲しいと思う漫画家さんは多いと思います。

また、漫画家さんには得意の漫画を描くことに専念してもらった方が制作効率も良くなります。

そのため、発注者側で伝えたいことを盛り込んだストーリーを考えておくと、漫画制作がスムーズに進行します。

ただ、漫画制作会社やマンガマーケティング会社に漫画作成を依頼する場合は、貴社の目的に合ったストーリーを提案してくれる場合がほとんどです。その際、目的・ターゲット・活用用途はもれなく伝えましょう。

7.納品形式

漫画には下記のような納品データ形式があります。

・画像データ(jpgやpng)
・動画データ(mp4)
・Photoshopのデータ(psd)
・イラストレーターのデータ(ai)

など、最終的にどのようなデータで納品をしてもらいたいかを決めておくと、最後の最後でトラブルになることを防ぐことができます。

Web上で漫画を掲載するだけの活用用途であれば、jpgやpngなどの画像データを納品してもらえれば問題ありませんが、漫画の小冊子となると別です。

漫画の小冊子を作る場合は、漫画家さんの他にデザイナーによる制作も発生します。jpgでは画像が荒くなり印刷物のデータとしては推奨できません。

完成間近でトラブルが起こらないよう、事前に納品形式も決めておきましょう。

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