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心理効果(1)
「ツァイガルニク効果」
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「ツァイガルニク効果」
「初頭効果」
ツァイガルニク効果と初頭効果

漫画の効果には「読んでもらいやすい」「分かりやすい」「理解しやすい」などがあります。
それだけでもマーケティングやビジネスにとって役立つ効果になりますが、心理効果を取り入れることで、ワンランク上のマンガ広告を制作することも可能です。

この記事では漫画×心理学として「ツァイガルニク効果」「初頭効果」を紹介します。

※その他の心理効果と漫画の組み合わせについては下記をお読みください。


ツァイガルニク効果とは

ツァイガルニク効果

ツァイガルニク効果とは、何かを完了してしまった事柄よりも、途中で中断してしまった未完の事柄の方が記憶に残りやすいという効果です。

たとえば原始時代…
食べることが何よりも重要だった時代、獲物を倒して食べたことよりも、もう一歩のところで獲物を逃してしまった時「悔しい」「惜しい」「あの時こうすれば良かった」など負の感情が湧いたことでしょう。それは昨夜食べた獲物が美味しかったというプラスの感情よりも、マイナス感情として記憶にも残ったハズです。

しかし、その記憶によって次は同じような失敗をしないための行動を取ることができたでしょう。原始時代では食べることは生死に関わるとても重要なこと。獲物を仕留めきれないという途中で終わってしまったことは、強力な記憶として残り、必ず次は仕留めるという意欲にも繋がっていたかもしれませんね。

つまり、ツァイガルニク効果は人間にとっては生きるためにも必要な心理効果だったのかもしれません。

以上のことから、人は本能的に未完で終わってしまうことが記憶に残りやすくなり、さらに未完を完成させたいという気持ちを抱くのではないでしょうか。

漫画とツァイガルニク効果を組み合わせる

では、ツァイガルニク効果を漫画にどのように取り入れると効果的に作用するでしょうか?

1つの案として「漫画のシナリオを途中で中断させる」という方法が思い浮かびます。

漫画を完結させずに中断させ、あえて未完の状態にさせます。実際に娯楽用の単行本の漫画を読んでいて、続きがとても気になるところで巻が終わってしまった場合を思い出すと、その心理効果を実感できるのではないでしょうか?

「こんな良いところで終わり!?」「早く続きが読みたい」「待ちきれない」という感情が湧き、続きを読むまで記憶に残るでしょう。そして、未完を完了させたいと思い、発売日に本を購入してしまうのではないでしょうか。

マンガ広告でも同じような方法で、あえて内容を完結せずしないことで記憶に残すことができるかもしれません。

ツァイガルニク効果と相性がいいマンガ広告は?

連載マンガ

ツァイガルニク効果を活かす上でオススメなマンガ広告として「連載マンガ」が挙げられます。

連載という特長を活かし、毎回続きが気になる状態で1話を終了させて2話目につなげるようなシナリオを設計することで、ツァイガルニク効果により記憶に残りやすく、次の話を読んでもらうことに繋がることが期待できます。

たとえば1話目ではユーザーが共感ができる悩みやトラブルを漫画で表現し、1話目の最後で「そのトラブルを放置してしまったことで大損害が発生した!誰にでも起こり得る事態とは…2話に続く」とします。ここでツァイガルニク効果が働きます。

2話目ではその大損害の詳細を伝え、悩みやトラブルを放っておくことのリスクを理解してもらいます。そして2話目の最後で「大損害を未然に防ぐ解決策を発見!知っておくべき解決方法とは…3話に続く」とします。ここでもツァイガルニク効果が働きます。

このようにして、毎回シナリオを途中で中断しながら次の話に繋げていくことで、ツァイガルニク効果によって記憶にも残りやすくなるでしょう。

漫画ホワイトペーパー

連載マンガ以外にも、ホワイトペーパーを漫画化した「漫画ホワイトペーパー」もツァイガルニク効果と組み合わせることでリード獲得手法としてビジネスに役立てることができます。

フォームに会社情報を入力し送信することでホワイトペーパーをダウンロードできるという仕組みを漫画を用いて工夫します。

たとえばホワイトペーパーDLページで、漫画を数ページだけ公開します。

連載マンガと同様に、続きが気になるところで中断し「続きの漫画を読むためにはフォームへ入力」と誘導することで、リード獲得に繋げます。

このように、漫画にツァイガルニク効果を取り入れることで記憶に残りやすく、かつ漫画を最後まで読んでもらえるようになります。
つまり、より多くの情報をユーザーに届けることが可能となるわけです。

初頭効果

初頭効果

初頭効果とは、初めに与えられた情報が記憶や印象、その後の情報に強く影響を及ぼす心理効果です。

たとえば原始時代…
初めて肉食動物に出くわしたところ、襲われて命からがら逃げた際に受けた「恐怖」「危険」という印象は、強力な記憶として残り続けるでしょう。その後の行動にも肉食動物には「近づかない」「見かけたら即逃げる」という影響が出るとこでしょう。もし、初めて受けた印象が全く記憶に残っていなかったら、もう一度同じ目に合う確率は高くなります。原始時代において初頭効果は身を守るために必要な心理効果だったのかもしれません。

また、初めに強力な記憶として残った場合、その後「その肉食動物は興奮させなければ襲ってこないから大丈夫だ」と情報を与えられたとしても、その情報を信じることはできずに印象が簡単に変わることはないでしょう。

このように初めに与える情報による印象は、途中で与えられる情報よりも強く記憶にも行動にも影響すると言えます。

漫画と初頭効果を組み合わせる

では、初頭効果を漫画にどのように活かすと効果的でしょうか?

漫画の冒頭数コマや1ページ目で重要なメッセージを伝える」ことが有効だと考えられます。

漫画の冒頭で「面白い!」「凄いことを言っている」「勉強になる」などの印象を与えることができれば、記憶に残りやすくなると同時に、読むに値する漫画として認識してもらい、最後まで読んでもらえる可能性も高まります。

初頭効果と相性がいいマンガ広告は?

初頭効果は「様々な漫画広告」で活かすことができます。
※マンガ広告の種類や具体的な使い方について知りたい方は下記の記事をご覧ください。

漫画の冒頭で伝える内容の例

    ・インパクトのある情報
    ・ユーザーに役立つ情報
    ・目から鱗の情報
    ・信頼を獲得する情報
    ・安心感を与える情報
    ・恐怖を煽る情報

たとえば、マンガの冒頭で「世間一般的に常識とされていることと真逆のことを言う」「ユーザーの悩みが一瞬で解決できる方法を伝える」「〇〇%の効果が出たことを伝える」「国に認めらた効果であることを伝える」「何もしなかったら〇〇万円損してしまったことを伝える」などなど、興味を惹きつける内容にすると初頭効果を高めることができます。

逆に漫画の冒頭がつまらない内容の場合、顕在層は漫画を読み進めるかもしれませんが、記憶には残りづらいでしょう。潜在層は漫画を読まずに離脱する可能性が高くなりますし、記憶にも残りづらくなります。

しかし、初頭効果によって潜在層の記憶に残った場合、問題が発生した時や興味が湧いた時に、マンガの内容を想起してもらうことで問い合わせに繋がるかもしれません。

初頭効果を活用して、記憶に残るマンガを制作してみてはいかがでしょうか。

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