X(旧Twitter)の
カルーセル広告への
漫画活用を考えるcolumn
X(旧Twitter)への漫画投稿を考える記事では、Xで投稿する漫画の最適な比率とトリミング位置について考察してみました。
詳しくは下記にて読むことができます。
X(旧Twitter)への漫画投稿を考える
この記事ではXの広告である「カルーセル広告」での漫画の活用について考えてみます。
目次
X(旧Twitter)のカルーセル広告とは
Xの公式サイトではカルーセル広告とは「1つの広告内に複数の画像や動画を掲載でき、新しいオーディエンスにリーチし、利用者をウェブサイトやアプリに誘導するのに役立つ」と書かれています。
一度に投稿できる画像は2枚~6枚までとなっており、画像を水平方向にスワイプして次の画像に切り替えながらメッセージを伝えることができます
複数の画像によって興味を喚起させ、広告のリンク先であるWebサイトやランディングページに誘導することがカルーセル広告の目的となります。
X(旧Twitter)のカルーセル広告のサイズ
Xのカルーセル広告用の画像には2パターンのアスペクト比があります。
アスペクト比1.91:1
画像形状 | 横長の長方形 |
推奨サイズ | 800 x 418px |
アスペクト比1:1
画像形状 | 正方形 |
推奨サイズ | 800 x 800px |
X(旧Twitter)のカルーセル広告のサイズに漫画を当てはめてみた
カルーセル広告用の2パターンのアスペクト比に漫画を当てはめてみました。
アスペクト比1.91:1
アスペクト比1:1
上記は、推奨サイズにそのままA4サイズで制作した漫画を当てはめてみました。
この場合、他の見切れたコマが入ってしまうと見栄えがあまり良くありません。
そこで推奨サイズにピッタリ収まるように漫画を加工してみましょう。
アスペクト比1.91:1(漫画を加工)
アスペクト比1:1(漫画を加工)
このようにアスペクト比に収まるようにマンガを加工することで見栄えが良くなります。
カルーセル広告でストーリーを伝える
カルーセル広告では複数枚の画像を連続して使うことができるため、簡単なストーリーを伝えるには最適な広告です。
漫画のコマを順番に見せることで、ストーリーをそのまま伝えることができるので、漫画はカルーセルとの相性が良いと言えます。
漫画をカルーセル広告用に加工してみた
カルーセル広告用の漫画の素材として下記の漫画を使います。A4サイズで制作しました。
カルーセル用に漫画を1コマずつ6枚分加工しました。
X上では漫画のコマをスワイプすると、次のコマにスライドするので、1コマずつマンガを読んでいる感覚になります。
4コマ漫画であれば、カルーセル広告だけで漫画の内容を伝えることができます。5枚目にオファーの画像を作成して、サイトへ誘導を促すのも良いでしょう。
カルーセル広告で漫画を活用する際の注意点
注意点① アスペクト比
前述したカルーセル広告用に加工した漫画は、アスペクト比1:1の正方形で作りました。
カルーセル広告では1.91:1の横長の長方形でも表示させることができますが、漫画の場合は横長の長方形で描かれているシーンは多くないので、1.91:1に漫画を加工しづらくなります。無理に加工して収めても、横長で読みづらいため、漫画を活用するには不向きのサイズになります。
アスペクト比1:1の正方形であれば、漫画のコマを正方形に切り抜きやすいため、使いやすくなります。
よって、カルーセル広告用の漫画はアスペクト比1:1の正方形がオススメです。
注意点② カルーセル広告用に漫画を作る
漫画を作成する前に決めておくべきこととして「活用用途」があります。
事前にカルーセル広告で使うことを決めておくことで、漫画家さんにアスペクト比1:1の正方形で作成依頼をすることができます。
カルーセル広告用に加工することなく、そのまま使えますし見栄えも良くなります。
ただ、実際はWebページや小冊子への掲載などをメインの活用用途として漫画を作り、そのデータを流用してカルーセル広告に活用する場合が多いでしょう。
漫画制作後にカルーセル広告に流用する場合、加工が必要になることはもちろん、コマによっては正方形に切り抜けない場合もありますので注意が必要です。
上記の②のコマは正方形に切り抜けないコマでした。その場合は余白部分を入れるなど漫画の見せ方を工夫すると良いでしょう。
また、事前にメインの活用用途とは別に、カルーセル広告でも活用することが決まっていれば、漫画制作時にあらかじめ切り抜くシミュレーションを行なうことができるので、カルーセル広告用の加工がスムーズになります。
カルーセル広告で使うか否かも漫画作成前に考えておくと良いでしょう。
より興味を喚起させる!漫画を活用したカルーセル広告とは
ネットサーフィンをしていて、漫画を使った「電子版の漫画」のバナー広告を見たことがありませんか?
Gifアニメーションのバナーになっていて漫画が一定時間で切り替わり、漫画の中身が数ページ読めるようになっている漫画のバナー広告です。
たいてい続きが気になるシーンで漫画の本編に誘導を促されます。
漫画の中でも興味が喚起させられる部分を使っており、非常に見せ方が上手いバナー広告となっています。
それをカルーセル広告でも活用してみるのはどうでしょうか。
画像に漫画を1コマだけ使うのではなく、コマ数を増やし漫画感を強く出します。X上で漫画を読ませることを目的とします。
1枚の画像に1コマ~3コマ程度であればセリフを読むことも出来そうです。5コマ以上になってしまうと、文字が小さくなり読みづらくなってしまいそうです。
文字が小さい場合は、セリフを打ち直すなどして大きくし、広告出稿前にセリフが読めるかスマホで確認すると良いでしょう。
X上で漫画を読ませて興味を喚起させるためにはシナリオが重要になります。続きが読みたくなるようなシナリオ設計が必要不可欠でしょう。続きが知りたくて仕方がなくなるようなシナリオを作ることが出来たら、カルーセル広告の効果も期待ができますね。
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