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漫画作成依頼時の失敗①
「スケジュール通りに進まない」column

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「スケジュール通りに進まない」

スケジュール通りに進まず納期に間に合わない
漫画作成の際に「スケジュール通りに進まず納期に間に合わない」という失敗はよくあります。

もし、説明会やイベントなど漫画を使う日程が決まっている場合、納品が間に合わなかったでは済まされません。

弊社シンフィールドでは5,000件以上の漫画制作実績があります。その中から実際にスケジュールが遅れてしまった原因と対策をこの記事に紹介します。

ちなみに弊社の2024年1-3月において、事前に決めたスケジュール内での納品率は99.1%になっています。
※クライアント様側の都合による遅延は除く

スケジュール遅れの原因①:漫画作成期間が短い

制作期間が短い

作成期間が短ければ、修正が数回発生しただけでも納品が遅れる可能性が高くなります。
そこで、タイトなスケジュールにならないための対策法を紹介します。

対策① 漫画制作の流れを把握する

まず漫画を作る工程を把握していなければ適切なスケジュールを組むことはできません。
制作の流れについては下記の記事を参考にしてください。

参考:漫画作成依頼から納品までの流れ

どのような流れで漫画が制作されるのか、各工程に要する制作日数はどのくらいか、工程ごとの確認日数はどのくらいかを把握し、スケジュールを組む材料とします。

対策② 制作種別を把握する

Web用の漫画、小冊子用の漫画、動画用の漫画など、制作物の種類や漫画のページ数によって作成期間は異なります。

たとえばWebに使う漫画を2ページ作る場合と、動画に使う漫画を8ページ作る場合では、動画用の漫画の方が制作期間が長くなります。

そのため「漫画の制作種別とページ数」を明確にし、スケジュールを組む材料とします。

対策③ 余裕を持ったスケジュールを作成する

「制作の流れ」と「制作種別」を把握しておくことで、おおよその漫画制作期間も把握できるようになります。それによりタイトになり過ぎないスケジュールを作成することができます。

不測の事態が起こる可能性も考慮して、少し余裕のあるスケジュールを作成することをオススメします。

どうしてもタイトなスケジュールで制作しないといけない場合は、その旨を事前に漫画家さんに相談しておくことで、納期に合わせて漫画を作成してくれる漫画家さんもいます。

漫画制作会社・マンガマーケティング会社へ依頼する場合
長年漫画制作の実績がある漫画制作会社やマンガマーケティング会社では、制作種別ごとにかかる制作日数を把握しています。貴社で細かなスケジュールを作成する必要はありません。
より正確なスケジュールを作成してもらうためには「制作種別」「ページ数」の他に「訴求内容」「希望納期」も合わせて伝えましょう。

スケジュール遅れの原因②:漫画家さんのスケジュールや描くスピードを把握出来ていない

把握していない

漫画作成を依頼する漫画家さんのことを把握していないこともスケジュール遅れの原因となることがあります。

対策①漫画家さんのスケジュールを把握する

漫画家さんごとに漫画を描ける曜日や時間帯は異なります。漫画を描くことだけを仕事にしている漫画家さんもいれば、家事や育児の合間に漫画を描く方、昼間は別の仕事をしており夜に漫画を描く方もいます。

たとえば、平日の昼間に描いてもらえるだろうと思っていて「急ぎで夜までに修正お願いします」と依頼しても、昼間は別の仕事をしている漫画家さんであればもちろん描くことはできません。

よって、事前に漫画家さんのスケジュールを聞いておくことが大切です。合わせて稼働する曜日や連絡が取れる時間帯も聞いておくと良いでしょう。

対策②漫画家さんの描くスピードを把握する

漫画家さんによって漫画を描くスピードは異なります。たとえば前回制作を依頼した漫画家さんが3日でラフを提出してくれたからといって、今回依頼する漫画家さんも3日でラフを提出してくれるとは限りません。

しかし、初めての漫画家さんに依頼する場合は、描くスピードを把握することは出来ません。そこで、「このボリュームだとラフ提出までどのくらい掛かりますか?」「着色はどのくらい掛かりますか?」「修正はどのくらいでお戻ししてもらえますか?」などと、ある程度のかかる日数をヒアリングしておくと良いでしょう。

このように、漫画家さんのスケジュールと描くスピードを把握した上でスケジュールを作成することが、適切なスケジュール作成のポイントとなります。

漫画制作会社・マンガマーケティング会社へ依頼する場合
漫画の制作実績が多い会社の場合、漫画家さんとの取引実績から漫画家さんごとの特長や描くスピード感も把握しています。そのため、納期が短い場合は描くスピードが速い漫画家さんを提案してもらえたり、制作工程の中で短縮できる部分を見つけスケジュールを調整してくれます。

スケジュール遅れの原因③:修正日数を考慮していなかった/修正回数が予想以上に多かった

忘れていた様子

スケジュールを作成しても、何度も修正が発生し、その結果スケジュール通りに進まないということはよくあります。

そもそも、修正に要する日数をスケジュールに組み込むことを忘れてしまうケースもあります。修正なしで漫画が完成することはほとんどありません。その点を踏まえずにスケジュールを作ってしまうと当然ですが遅れが生じます。

また、修正回数が増えることも原因です。その要因として「漫画の完成イメージの相違」があります。発注者側が作ってもらいたい漫画のイメージと、実際に漫画家さんが作った漫画のイメージに差が生まれることで修正が発生します。

対策① 修正日数を考慮したスケジュールを作成する

修正日数をスケジュールに組み込みましょう。
修正の度合いによって修正日数は異なりますが、おおよそこのくらいの日数がかかると決めておくことがポイントです。漫画家さんと話し合って決めると良いでしょう。

対策② 依頼前の準備をする

漫画完成後のイメージを出来る限り事前に共有します。そのためにどのような漫画を制作したいかを事前に決めておくことが大切です。

決める項目は「漫画作成依頼前に決めておくべき7つのこと」の記事に書いていますのでチェックしてみてください。

決めたことを漫画家さんに伝えることで、イメージの乖離を防ぐことができます。

漫画制作会社・マンガマーケティング会社へ依頼する場合
修正日数を考慮したスケジュールが提出されます。漫画家さんとも修正日数を確認しているので安心です。

スケジュール遅れの原因④:社内確認に時間を要した

社内確認

発注者側の社内確認の時間を考慮していなかったことで、スケジュールが遅れてしまうことがあります。

漫画を制作する担当者の他に、上長への確認、他部署への確認、社長への確認が必要な場合は、確認に数日~数週間要することもあります。

特に、業界によっては法務部などのリーガルチェックが必須となる場合もあり、漫画だけでなくその前段階のシナリオでも確認期間が必要な場合もあります。

確認待ちが長引くと漫画家さんが描く時間を確保していたにも関わらず、描き進められずにスケジュールが遅れてしまいます。

対策①:社内確認の日数もスケジュールに組み込む

特に他部署や社長への確認が必要な場合は、事前に社内の確認日数を調査し、スケジュールに入れておきましょう。社長が出張で不在で確認が取れずに納期が遅れるというケースもあります。

社内確認はスケジュールから抜けやすい部分ですので注意が必要です。

まとめ

スケジュールが遅れてしまう原因を4つ紹介させていただきました。

漫画家さん一人ひとり、絵柄はもちろんのことそれぞれのスケジュールや描くスピードも異なりますので、依頼する案件ごとにスケジュールをカスタマイズする必要があります。

スケジュールの他にも、漫画家さんごとに対応出来ることや出来ないことを事前に確認するなどコミュニケーションを取ることも大切です。

直接漫画家さんに作成を依頼する場合、このページでお伝えしたことを参考にスケジュールを作成することで大幅な遅れを防止することができることと思います。

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