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ストーリーではないcolumn

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漫画広告にストーリーは不要

漫画は“ストーリー”が一番大事

と思われているかもしれませんが、実は漫画広告においてはストーリーは最も重要な要素ではありません

娯楽用の漫画の場合はストーリーが重要であることは間違いありません。しかし、漫画広告においてはストーリーが不要である場合すらあります。

そもそも娯楽用の漫画と漫画広告は目的が異なるからです。

娯楽用漫画と漫画広告の違いは下記の記事で解説しています。
マンガマーケティング会社が考える「漫画広告」とは

この記事では、漫画広告で最も重要な要素を紹介します。

漫画広告ではストーリーが不要!?

マンガ広告にストーリーは不要!?

漫画広告は、その名の通り「広告」であるため、広告を見たターゲットに何かしらの行動を起こさせることが目的となります。

広告からホームページやランディングページに誘導したり、商品購入やサービスへのお問い合わせ、資料ダウンロードなどのコンバージョンを獲得したり、認知拡大・拡散を狙うこともあります。

そのような行動を促すために、ストーリーは必要か?

もちろんストーリーによって心が動かされ行動することもあります。しかし、漫画でストーリーを持たせるにはある程度のボリュームが必要です。

漫画広告は予算上漫画のページ数が限られている場合がほとんどです。娯楽用の漫画のように数百ページも描くことはありません。

Webで活用する漫画広告であれば数ページ、チラシであれば表裏で2ページが上限になります。比較的ページ数の多い小冊子でも通常は8~12ページ程度です。

娯楽用の漫画のように十分なストーリー描くためには、漫画広告では圧倒的にボリュームが足りません。

そしてボリューム以上にストーリーが不要な理由として挙げられるのが「ターゲットの目的の違い」です。

娯楽用漫画を読む人は「ワクワクしたい」「ドキドキしたい」「面白そう」と漫画を読んで楽しむことが目的です。それに対して漫画広告を読む人は「悩み・問題解決」「快適さ・便利さ」「役立つ情報」などを手に入れることが目的です。

同じ漫画を読む人でも、娯楽用漫画と漫画広告では目的が全く異なります。

よって漫画広告では「ターゲットに楽しんでもらうストーリー」よりも、「ターゲットに役立つ情報を伝えること」を優先させる必要があります。

たとえば「社内のセキュリティ強化のためセキュリティサービスを比較検討している人」に対して、ストーリーで楽しませる必要はありません。それよりも自社のセキュリティサービスの強みを漫画で分かりやすく端的に伝える方がターゲットにとっては有益です。

以上のことから、漫画広告ではストーリーは必ずしも必要ではないと言えます。

漫画広告に魅力的なキャラクターは不要!?

漫画広告に魅力的なキャラクターは不要

娯楽用の漫画では、個性的な魅力のあるキャラクターに惹きつけられます。魅力的なキャラクター、引き込まれるストーリーによって読み始めると面白くて止まらなくなります。

しかし、漫画広告では魅力的なキャラクターは必ずしも必要ありません。

ページ数が多い漫画や連載マンガなどは魅力的なキャラクターを登場させた方が良いですが、それでも必須ではありません。

なぜならば、漫画広告は「広告」であり、フォーカスすべきはキャラクターではなく、漫画で伝える内容であるべきだからです。

弊社でも多くの成功実績がありますが、成功した漫画広告はキャラクターが魅力的か?と聞かれると必ずしもそうではないというのが答えです。

漫画広告ではキャラクター設定に時間をかけるよりも、漫画で伝える内容に時間をかけることをオススメします。

漫画広告で最も重要な要素とは

最も重要な要素

漫画広告にはストーリーや魅力的なキャラクターよりも重要な要素があります。

それが「ターゲット」です。

漫画広告に限らず、どのような広告でもターゲティングが重要です。

たとえば都内の20代女性向けのイベントの広告を、九州に住んでいる40代以上の男性に配信しても広告効果は見込めません。ターゲティングを間違うだけで、どんなに素晴らしい商品やサービスの広告も無意味になります。

漫画広告も同じです。どんなに購買意欲を掻き立てられる漫画であっても、漫画広告を読むターゲットがズレていたら効果は見込めません。

よって漫画広告で最も重要な要素は、ストーリーや魅力的なキャラクターではなく「ターゲット」となります。

漫画広告もターゲット分析を行なう

重要なのはターゲットであると認識していないと、漫画広告を制作する際「漫画」に焦点を当ててしまいがちになります。「面白い漫画を作りたい」「漫画であれもこれも伝えたい」「漫画のストーリーをどうするか?」とどんな漫画を作るかを重要視してしまいます。

しかし、焦点を当てるべきは「漫画」ではなく「広告」でなければなりません。

「ターゲットに刺さる広告・ターゲットに行動させるための広告はどんな広告か?」に焦点を当てます。

そのためにはターゲットのことを知る必要があります。ターゲット分析をしっかりと行ない、ターゲットに向けた漫画を作らなければなりません。

ターゲットのことを考えずに漫画広告を作った場合、自己満足度が高い漫画となるだけで、肝心な広告効果が出ない可能性が高まります。

では、実際にどのような手順でターゲットに向けた漫画広告を制作するのか?

下記の記事で漫画広告のターゲットに合わせたシナリオ設計の方法を紹介しています。
漫画広告で失敗しないための4つのポイント

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