マンガ制作の基本設計
「ゴール設定」と
「3軸分析」column

「マンガを導入したのに、リードが獲得できない」
その原因の多くは、マンガ制作前の設計にあります。このページでは、マンガマーケティングの成否を決める
「ゴール設定」と「3軸のターゲット・商品分析」を解説します。
目次
マンガマーケティングの目的は「面白さ」ではない

マンガを活用したマーケティング施策が成果につながらない場合、多くの企業に共通する根本原因があります。
それは「マンガを作ること」が目的化してしまっていることです。
マンガマーケティングの本来の目的は、読者の態度変容・行動変容を促すことです。
すなわちCVR向上やリード獲得といったKPIを達成することにあります。
「面白かった」で終わるマンガは、マーケティングツールとして機能していないと判断すべきです。
成否を分ける第一歩「ゴール設定」
マンガ制作に着手する前に、答えておくべき問いがあります。
「このマンガを読んで、ターゲットにどう思ってもらい、どう行動してもらいたいか?」
つまり、マンガを読み終わった後のゴールを決めます。ゴールのパターンは主に3つに分類されます。
① 購買促進
・どう思ってもらうか?
→「この商品なら自分の悩みを解決できるかもしれない」
・どう行動してもらいたいか?
→商品の購入(CV)につなげる
※メリット・ベネフィット・根拠を具体的に伝えることで、商品購入の納得感を与えます。
② リード獲得
・どう思ってもらうか?
→「このマンガの主人公は、まさに自分と同じ状況だ」
・どう行動してもらいたいか?
→資料ダウンロードや問い合わせにつなげる
※「自分と同じ悩みを持つ主人公がどのように解決したのか」という興味が湧き、解決方法を詳しく知りたくなると資料ダウンロードへの動機になります。
③ 認知・誘導
・どう思ってもらうか?
→「このサービス、気になる」
・どう行動してもらいたいか?
→Webサイトや詳細ページへ誘導する
※情報を全て伝えずに、最も続きが気になるところで誘導リンクを配置します。
以上のパターンを基にゴール設計を行ってみましょう。
シナリオを決める「3軸分析」
ゴールが決まったら、次に「誰に・何を・どう伝えるか」を規定する3つの軸で分析します。
この分析を怠ると、クオリティの高いマンガを作っても効果は出ません。
軸① BtoB or BtoC
意思決定プロセスが異なる
・BtoCは「個人の感情」で購入決定されるため、主人公への共感と直感的なベネフィット訴求が有効です。
・BtoBは「組織の中」で決裁されます。感情論だけでなく、導入効果や業務効率化のロジックを視覚化し、
稟議を通しやすくする要素がシナリオに必要です。
BtoBシナリオの具体的な設計方法についてはこちら。
軸② 高単価 or 低単価
購買心理が変わる
・低単価商材は衝動買いを誘発する可能性があるため、強力なメリットとベネフィットを前面に出し
「今すぐ欲しい」と思わせる必要があります。
・高単価商材は失敗への恐怖が大きいため、価格への不安を払拭し信頼を獲得する丁寧なシナリオが必要です。
マンガ単体で完結させず、成功事例や詳細コンテンツとの組み合わせが前提になります。
高単価商材のLP導線設計についてはこちら。
軸③ 潜在層 or 顕在層
課題認識の深さで訴求が変わる
・潜在層(課題にまだ気づいていない)は「これって私のことだ」と気づかせる「あるある」の課題提起からスタートし、
解決策への興味を引き出します。
・顕在層(すでに比較検討している)は課題提起は省略し、商品・サービスのUSPや「選ぶべき理由」を冒頭から
ストレートに伝えます。
※USPとは、Unique Selling Propositionの略で「独自の強み」を意味します。
たとえば、同じ「SaaS系ツール」を紹介する場合でも、ターゲットが潜在層か顕在層かによって、マンガの1コマ目は
大きく変わります。
・潜在層向け
「リード管理が煩雑で特定の作業で効率が悪い」という現場の痛みに共感するシーンから開始。
・顕在層向け
「他社ツールとの決定的な違い」をストレートに提示するシーンから開始。
ターゲットに合わせた設計次第で、読了率やその後の行動が変わってきます。
まとめ
マンガマーケティングで成果を出すためには、シナリオを考える前の「設計図」が重要です。どれほどクオリティが高く
面白いストーリーがあっても、このページで解説した「ゴール設定」と「3軸分析」という土台がなければ、
それはマーケティングツールとして機能しません。
「ゴール設定」と「3軸分析」が済んだら、それをシナリオ設計やLP設計に活用することができます。
下記で具体的な手法を解説しています。
BtoB(対企業担当者向け)のシナリオ設計
→BtoBマンガ制作で成果を出すシナリオの作り方
高単価商材のLP設計
→高単価商材のマンガLP設計〜滑り台構造で離脱を防ぐ導線の作り方〜
もし、貴社の商材を「誰に、何を、どう伝えるべきか」の設計段階でお悩みであれば、まずは弊社にご相談ください。
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